生産地訪問
本会取扱いの米穀は、10月25日より精米・無洗米ともに22年産の新米をお届けしております。
本会では9月上旬に「つがるロマン」の生産地青森県(JAつがるにしきた管内)及び「ひとめぼれ」の生産地宮城県(JAみやぎ仙南管内)の両生産地ヘ行き、JA職員や生産者の方々から生育状況、安全・安心への取り組みや関連施設の確認を行ってきましたので、ご紹介します。
本会では9月上旬に「つがるロマン」の生産地青森県(JAつがるにしきた管内)及び「ひとめぼれ」の生産地宮城県(JAみやぎ仙南管内)の両生産地ヘ行き、JA職員や生産者の方々から生育状況、安全・安心への取り組みや関連施設の確認を行ってきましたので、ご紹介します。
生育状況確認
今年は5月下旬の低温により生育の遅れが心配されていましたが、その後6月以降は平年を上回る気温で推移し、確認時には平年並みの収穫が期待できそうとのことでした。
給食会がお届けしている「つがるロマン」「ひとめぼれ」は、いずれも農薬の使用を慣行栽培に比べ半分以下にして栽培された農薬節減米です。両産地ともに、農薬や化学肥料に頼りすぎない栽培方法に積極的に取り組んでおります。
青森県は稲の成育期間である5月から10月の間は、東北地方では最も長い日照時間を誇っており、それが青森の涼しい気候と相まって、病害虫の発生率を低下させています。それによって慣行栽培でも、農薬の散布を最小限で済ませることができる地域なため、そこから農薬の使用を半分以下にするのは大変手間のかかる栽培方法だとのことです。
給食会がお届けしている「つがるロマン」「ひとめぼれ」は、いずれも農薬の使用を慣行栽培に比べ半分以下にして栽培された農薬節減米です。両産地ともに、農薬や化学肥料に頼りすぎない栽培方法に積極的に取り組んでおります。
青森県は稲の成育期間である5月から10月の間は、東北地方では最も長い日照時間を誇っており、それが青森の涼しい気候と相まって、病害虫の発生率を低下させています。それによって慣行栽培でも、農薬の散布を最小限で済ませることができる地域なため、そこから農薬の使用を半分以下にするのは大変手間のかかる栽培方法だとのことです。
生産者の秋元さん
また、宮城県の仙南地区は、農薬の節減が広く世間で推奨されるようになる以前から、地域全体で極力農薬に頼らない栽培を追求してきた地域で、あぜ道の除草の徹底など環境整備を基本としながら、常に使用農薬を減らすための検討を重ねているとのことです。
消費者と意見を交えながら、生産者とJA職員が一丸となって、早くから安全・安心の取り組みを行っているのが伺えました。
消費者と意見を交えながら、生産者とJA職員が一丸となって、早くから安全・安心の取り組みを行っているのが伺えました。
刈り取りの様子
また、農薬や化学肥料に頼る農業は、環境汚染につながるだけでなく、本来土のもっている地力を衰えさせてしまうそうです。
両産地ともに美味しいお米を作るために、健康で元気な土作りを基本とした農業を実践していました。
農薬の節減とともに、安全性を重視した循環型農業にも取り組んでおり、堆肥センターにて牛や豚の糞尿や籾殻などを原料にしたこだわりの有機質堆肥を生産し、田んぼの土作りに利用しているとのことでした。
両産地ともに美味しいお米を作るために、健康で元気な土作りを基本とした農業を実践していました。
農薬の節減とともに、安全性を重視した循環型農業にも取り組んでおり、堆肥センターにて牛や豚の糞尿や籾殻などを原料にしたこだわりの有機質堆肥を生産し、田んぼの土作りに利用しているとのことでした。
堆肥センター(有機肥料)
近年、消費者の米離れが進み、米余り、価格の低迷など生産者にとって苦しい現状が続いています。こうした環境の中でも、労力を必要とする農薬節減に取り組むなど、生産者とJA職員が協力しあって、安全で安心な美味しいお米を作ろうとしている情熱を感じることができました。
毎年天候により条件が変わる中、生産者は懸命に対応して、収穫を迎えるまで努力している様子が伺えた産地訪間でした。
本会では毎年、学校に納品された米をサンプリングし残留農薬検査、DNA検査、重金属検査(カドミウム)、生菌検査を行っております。
今後も皆様が安心してお使いいただけるお米を供給して参りますので、どうぞご利用ください。
毎年天候により条件が変わる中、生産者は懸命に対応して、収穫を迎えるまで努力している様子が伺えた産地訪間でした。
本会では毎年、学校に納品された米をサンプリングし残留農薬検査、DNA検査、重金属検査(カドミウム)、生菌検査を行っております。
今後も皆様が安心してお使いいただけるお米を供給して参りますので、どうぞご利用ください。